『太平記』は南北朝期の争乱を描いた軍記物語で、戦国時代の武人にも広く愛読された。
吉川本太平記は元春自身が書写したもので、現在は財団法人吉川報效会の所有となっており、岩国市の吉川史料館が保管している。太平記本文はカタカナ交じりで、古い形式を良く伝えている。
奥書の朱筆によれば、吉川元春が第1冊を永禄6年(1563年)12月に筆を下し、その後各巻の書写を行って、永禄8年(1565年)7月に第39冊の書写を完成したとしている。別に自筆の太平記目録1冊もある。
太平記には多少の異本の存在が認められ、そのうち最も原作に近いと認められていたのは神田太平記であったが、神田本には14巻の欠失があった。吉川本は神田本に近い内容を有し、しかもほぼ全巻を完備していることから、古典文学研究上きわめて貴重な資料とされる。昭和34年(1959年)12月18日、国の重要文化財(書蹟)に指定された。
3匹のこぶた
アップ生活ステーション情報
アンコラの経営戦略
うちの家憲
おしゃべり人間
お花畑
かわいい瑛太
グレーハウンド
コンピュータ相談
しゃぼん玉
吉川元春館跡は、居城日野山城西南の麓に所在し、志路原川の河岸段丘上の緩斜面に築造され、川が堀の役割を果たしており、また、西側の山に菩提寺の海応寺跡がある。
これまで、石垣、土塁、掘立柱建物を中心とする屋敷、庭園を確認している。屋敷からは建物のほかトイレ遺構2基が検出されている。また、大溝からは金隠しと「蝿打たんが為これを造る者也」と墨書された木の札、遺構外からは「こほりさたう」と墨書され氷砂糖の容器と考えられる円形の木の蓋、「かかいさまへ(おかあ様へ)」と書かれていることから元春の妻に宛てられたであろうと考えられる木製の荷札などが出土している。